高齢者【リフォーム】<ポイント⑥>先進技術も活用!設備で安全快適を手軽に手に入れる~住まいの改修ガイドラインより⑥~

公開日:2019年4月18日|更新日:2020年2月12日

シニアにとって重要な、住まいの快適性、安全安心は、設備技術の力で手軽に手に入れられる時代になりました。あなたの生活スタイルに合わせた設備の配置、高さ、機能をはじめ、見守りサービスや、住まいの防犯管理まで、設備に頼れるものは頼ってしまいましょう。リフォームの段階で設備環境を整えておけば、趣味や生きがいなどに集中することができます。充実した人生のためにAIやIOTも導入すれば将来にわたって安心です。

目次

種類や位置を考えて安全で楽な使い勝手に

シニアの住まいに安全性は最重要課題です。
例えば調理設備は火が出るコンロよりもIHなどにして早いうちから使い慣れておくとよいでしょう。ガスコンロの場合でも、現在はSiセンサーといって消し忘れ消火や過熱防止機能等の付いたものが一般的になっています。足腰が弱くなっても、できるだけ体への負担を減らすことで怪我の防止につながります。コード類に体を引っかけないよう、テレビなどの配線は壁の内側に隠せるようにすると、見た目もすっきりするだけでなくコードに埃が絡まるのも防ぐことができて掃除も楽になります。
他にも、腰かけられるように足元を広くとった洗面化粧台やキッチンの調理台など、ユニバーサルデザインの住設機器も検討しておくと安心です。
キッチンの高さに関しては、例えばこれまで85cmの高さを使ってきたとしても、リフォームを機に、使いやすい高さを確認してみましょう。ワークトップの高さには低いものでは80cmのタイプやあるいは1mm単位でオーダーできる商品もあります。
こうした工夫で体への負担を減らして、暮らしを楽に、安全にしましょう。できるだけ長く住み慣れた我が家で自分らしい日常を過ごせますように。

AIやIoTはこれからのシニアにとって頼もしい味方

元気で長生きするためには、なんと言っても体の健康管理が大切ですが、年齢とともに体感や体温調整の機能は衰えてしまうものです。自分の健康や安全は自分で守るとはいっても、自己管理能力もいつまでも若いころと同じというわけにはいきませんね。
ところが、社会はいよいよ、年齢を重ねることによる諦めやリスクを減らせてしまう時代に突入しました。AI(人工知能)やIoT(インターネット・オブ・シングス)を住まいに取り入れることで、住まいそのものが、あなたの健康を見守って最適な住環境に調整してくれることが当たり前になります。
AIは、あなたの生活習慣を学習して、自動でエアコンや照明、窓やカーテンの開閉などをコントロールしてくれます。住む人にとって最適な環境を学習し、熱中症やヒートショックを設備の方で予防してくれるのです。
IoTは、住宅内の設備がインターネットでつながることで様々な機能を果たしてくれるというものです。外出してしまってから、玄関や窓の戸締り、電気等の消し忘れが心配になったとしても、スマートフォンで確認したり施錠やスイッチオフが可能になります。
遠く離れて暮らす家族が、人感センサーであなたの安全を見守ってくれることもできます。
安心して健康な生活が、無理なく自然に成り立つ時代がそこまで来ているのです。

掃除やメンテナンスが簡単な設備で負担軽減

住まいを清潔、快適に保つことはシニアの生活にも重要です。そのためには、日頃のメンテナンス、掃除は大切ですが、自分でやるには年齢とともに体への負担は大きくなります。
手助けしてくれる若い世代の人がいつでも傍にいるとは限りません。設備の取り換えや家の掃除の際に、転倒や落下などで、けがをすることも防ぎたいですね。レンジフードやトイレはすでに自動洗浄機能付のタイプが普及してきました。浴室も浴槽だけでなく、洗い場も洗浄してくれる機能が登場しています。
また、設備のオン・オフをハンズフリー、音声認識対応にすることは、体の負担の軽減だけでなく、手指を使わないことで衛生面や設備の汚れ防止効果にもつながります。
掃除やメンテナンスの手間が省けるということは、けがの予防になるだけでなく、そのエネルギーや時間を、趣味や生きがい、健康維持のために充てることができます。住まいの安全、安心が、さらに健康で充実した暮らしを生んでくれることでしょう。

より詳しい内容は、リフォーム評価ナビの「先進技術も活用!設備で安全快適を手軽に手に入れる」をご覧ください。

「リフォーム評価ナビ」とは

2011年より、一般財団法人住まいづくりナビセンターが公正・中立な立場で運営するリフォームポータルサイトです。口コミ評価を中心に地域の事業者に関する情報やリフォームに役立つ情報を提供し、消費者のリフォームの適切な実施を支援しています。

編集協力 一般財団法人住まいづくりナビセンター リフォーム評価ナビ

上へ