高齢者向け住宅

働くシリーズ生の声① 「今だから感じる初心の大切さ」

公開日:2018年10月4日|更新日:2018年10月10日

サービス付き高齢者向け住宅の現地フロントスタッフ、アテンダー、管理者などの生の声をお届けするコーナーです。この仕事に就いた思いや、最近のサービス付き高齢者向け住宅の現状などを語っていただきます。

今回は横浜市保土ヶ谷区にあるサービス付き高齢者向け住宅「たちばな館」で開設以来施設長を務める『林廣子さん』を取材してきました。

目次

開設6年目に思うこと

「最初はがむしゃらに行動していたけど、最近は動く前に一呼吸考える癖が付いた」と今の姿勢を快活な口調で語る。サービス付き高齢者向け住宅のことを知ったのは6年前。当時、偶然知り合った運営会社の社長に誘われて、施設長の職に就いた。「昔から『健康管理』『人との会話』『新しいことへの挑戦』というのが好きだった。まさにという職種だった」と目を細める。
施設長を始める前に自宅で開いていたエステサロンでもそうした思いが活きていた。今後は、たちばな館でもエステをやってみたいと強く意気込む。「女性は年齢関係なく、きれいになると輝く。そこから食事や服にも気を使ってほしい」。

祖母を通して感じた「地域の温かさ」

介護を初めて行ったのは、自身の祖母。25歳の時、当時82歳の祖母を1年半介護していたが「大好きだった大きなおばあちゃんのことなのに、疲れてくると心にもないことを思ってしまうこともあった」と目に涙を浮かべる。そんな時、助けられたのが地域の人たち。親身に接してくれたことがなにより嬉しかったという。そんな人たちに恩返しをしたいと地元保土ヶ谷区の新築サービス付き高齢者向け住宅で地域の活性化に努めている。
施設長として心掛けているのは「話しやすさ」。相談を真摯に受け止め、言いたいことはしっかり伝えるので、時に強く当たられることもあるという。「ココに住む方は元気な分、親族が余り来ない方や、パワーを貯めこんでしまう方も少なくない。そうした方がスッキリして、日々が楽しめるなら喜んで真摯に受け止めます」と笑みをこぼす。

メリハリが大事

仕事ではジャージ姿で動き回るが、建物を出るときにはオシャレな洋服に身を包む。「仕事には常に全力。ただ、オフの時はスイッチを切り替えるのが大事」と持論を述べる。
毎日通勤には40分かけて地元松原商店街を散策する。話好きな性格はプライベートでも発揮され、通勤中も多くの友人に声を掛けられ、談笑するという。いつも刺激を求める性質なので、会話やジム、ショッピングなどいつも色々な場所を回っている。「まったりするのが性に合わない。でもそれが自分の良さだと思っている」。

飽きることのない日々

施設長として、個性的な入居者に囲まれる日々は毎日刺激的なイベントの連続。印象的だったのは99歳の女性。朝の安否確認が出来なかったので、居合わせた入居者の息子と部屋に入ったら大きな関西弁で「大丈夫や!」と返され、面食らった。「100歳手前であんなに元気な声がでたのが印象的で今でも鮮明に覚えている。他にも一人ひとりとの思い出が目を閉じたら浮かんでくる」と懐かしむ。
今後も入居者が明るく生活できるよう企画等を考えている。「人間誰だって最後には死んじゃうんだから、それまでの時間をココで最高に楽しく過ごしてほしい。着任当初の地域や入居者への思いを常に大切にしたい」と持ち前の満天の笑顔を見せてくれた。

たちばな館 サービス付き高齢者向け住宅登録情報
編集協力 樋口彰治(高齢者住宅協会/神奈川ロイヤル株式会社

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