高齢者向け住宅

働くシリーズ生の声⑥ 「女性ならでは」の気配り

サービス付き高齢者向け住宅の現地フロントスタッフ、アテンダー、管理者などの生の声をお届けするコーナーです。この仕事に就いた思いや、最近のサービス付き高齢者向け住宅の現状などを語っていただきます。

今回は山梨県甲府市にあるサービス付き高齢者向け住宅「恵信カナン甲府」で支配人を務める『岡部夏奈子さん』を取材してきました。

目次

予想外の「支配人」任命

「突然会長から直々に支配人を頼まれたんです」と目を丸くする。
恵信グループが運営する病院に勤務していたが、自身が着任するとは夢にも思っていなかった。
予想外の人事だったが、任されたからには元々の責任感を発揮し獅子奮迅の活躍。病院時代に医療相談員を務めていた経験を活かして人事、経理、設備対応、果ては敷地の草むしりまで担当している。「カナンのためを思うと一つも妥協できないんです」と熱く語る。

決め手は「目の表情」

入居者と接する時に心掛けているのは「不安を与えないこと」。
どんな時も“声のトーン”と”表情”に気を配り、安心感を与えている。「マスク必着な時代だからこそ”目の表情”に気を付けるんです」。
普通の相談員と違い「支配人」という肩書があると、敷居を高く感じさせてしまうのが悩みの種。積極的に話しかける性格ではないので、聞き役に徹することで話しやすい関係の構築を目指している。
「寡黙な入居者様から過去の体験談を語ってもらえた時は仲良くなれたようでうれしかったですね」と目尻を下げる。

師弟コンビで挑戦の日々

総支配人を務める石水真美子さんとは13年以上の師弟関係。
どんな些細なことでも相談しあえる間柄で、話すことが自分の考えの整理にもなっている。「部署が違う時でも相談に乗ってくれて本当に心強いんです」と嬉々として語る。
プライベートでも寺巡りや料理教室にともにいっており、「公私ともになくてはならない存在」だ。
「女性ならではの心配り、気配りを大事にしたい」という法人の意向で女性がメインの同物件。師匠と相談しながら日々入居者の気持ちに寄り添えるように試行錯誤している。

「入居者様の声」を大事にしたい

オープンして1年で着実に入居者が増えてきている。県外から入居した人のためにやりたいのが「風土の魅力を伝えるイベント」。入居者専用サークル「やまなし満喫倶楽部」を組織しており、歴史理解や収穫体験、ハイキングツアーなどやりたい企画は目白押し。コロナ禍で外出が憚られるので、最近は名物のほうとうやシャインマスカットを味わう地産地消イベントを企画してきた。
入居者の意向を汲んだイベントの開催が今後の目標。「スタッフ全員が”入居者のニーズに100%応えよう”という気持ちで取り組んでいます」と力強く語った。

気になる費用は?

サービス付き高齢者向け住宅の費用は気になるところです。

入居時費用:敷金=0万円~ 47.4万円
月額費用:家賃+共益費+生活支援サービス費=24.5万円 ~ 27.3万円
※家賃を前払い方式も利用可能です。詳細はお問合せください。

お食事を1日3食30日とった場合の月額費用は4.8万円です。

病院に隣接し、医療や介護が必要になっても安心恵信カナン甲府の暮らしにご興味がある方は、
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編集協力 樋口彰治(高齢者住宅協会/神奈川ロイヤル株式会社

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